「スプレッド以外にも取引手数料がかかるの?」
「スタンダード口座とゼロ口座はどちらがコストがかからない?」
XMのゼロ口座はスプレッド以外にも「取引手数料」という手数料がかかり、「スプレッド+取引手数料」がトータルコストになります。
このページではXMのゼロ口座の手数料の比較と、他の海外FX業者との手数料比較、ゼロ口座の手数料を安く抑えるコツを紹介して行きます。
XMはゼロ口座だけ取引手数料がかかる
スタンダード口座 | マイクロ口座 | ゼロ口座 | |
---|---|---|---|
スプレッド | 広い | 広い | 狭い |
取引手数料 | かからない | かからない | 10ドル/1ロット往復 |
XMのスタンダード口座、マイクロ口座はスプレッドだけですが、ゼロ口座はスプレッド以外にも取引手数料がかかります。
1ロット往復で10ドルのコストとなります。
10ドルをpipsで計算すると1.0pips分の手数料となります。
国内FXをやっている人だと取引手数料に違和感を感じる人もいるかもしれません。
しかし海外FXではゼロ口座のようなECN口座では取引手数料がかかるのが一般的です。
XMの取引手数料の仕組み
XMの取引手数料がかかる仕組みについて簡単に紹介します。
スタンダード口座・マイクロ口座(STP方式)
XMのスタンダード口座やマイクロ口座は「STP方式」という注文方法で、トレーダーから受けた注文を、一番手数料の安いLPに注文します。
このスプレッドはXMの利益を上乗せすることができるので、「取引手数料」という形で請求することはありません。
ゼロ口座(ECN方式)
XMのゼロ口座のようなECN方式の場合、注文がXMを経由せずにそのままインターバンク市場に注文が入ります。
ゼロ口座のスプレッドは実費となり、XMの利益を含めることができません。
そのため、スプレッドとは別に「取引手数料」という形でXMは利益を得ています。
この理由でXMのゼロ口座は取引手数料がかかる仕組みとなっています。
参照:Wikipedia 外国為替証拠金取引 オーダー処理方式による分類について
XMのゼロ口座は手数料を入れてもトータルコストは安くなる
マイクロ口座 | スタンダード口座 | ゼロ口座 | |
---|---|---|---|
取引手数料 | – | – | 1.0pips(往復10ドル) |
USDJPY(ドル円) | 1.6pips | 1.6pips | 1.1pips(0.1pips) |
EURJPY(ユーロ円) | 2.6pips | 2.6pips | 1.6pips(0.6pips) |
GBPJPY(ポンド円) | 3.5pips | 3.5pips | 2.1pips(1.1pips) |
AUDJPY(豪ドル円) | 3.0pips | 3.0pips | 1.8pips(0.8pips) |
EURUSD(ユーロドル) | 1.6pips | 1.6pips | 1.1pips(0.1pips) |
GBPUSD(ポンドドル) | 2.3pips | 2.3pips | 1.4pips(0.4pips) |
参照:XM スプレッド
※ゼロ口座のカッコ内はスプレッドのみ。左側はスプレッド+取引手数料の合計
XMのメジャー通貨のスプレッドと取引手数料を一覧にしました。
ゼロ口座はスプレッドと取引手数料の2つがかかりますが、それでもスタンダード口座よりもトータルコストは安くなります。
スキャルピングやデイトレードなど、取引回数が多い人はゼロ口座を選ぶと良いでしょう。
XMの手数料を比較
XMのゼロ口座にかかる取引手数料を、他の海外FX業者と比較して行きます。
海外FX業者として有名なTitanFX、Axiory、LAND-FX、iFOREXの手数料と比較して行きましょう。
ゼロ口座 | TitanFX | Axiory | LAND-FX | iFOREX | |
---|---|---|---|---|---|
USDJPY | 1.1pips (0.1pips) |
1.03pips (0.33pips) |
1.0pips (0.4pips) |
1.6pips (0.9pips) |
0.9pips |
EURJPY | 1.6pips (0.6pips) |
1.44pips (0.74pips) |
1.3pips (0.7pips) |
2.3pips (1.6pips) |
1.2pips |
GBPJPY | 2.1pips (1.1pips) |
2.15pips (1.45pips) |
1.5pips (0.9pips) |
1.7pips (1.0pips) |
2.5pips |
AUDJPY | 1.8pips (0.8pips) |
1.82pips (1.12pips) |
1.5pips (0.9pips) |
1.2pips (0.5pips) |
3.0pips |
EURUSD | 1.1pips (0.1pips) |
1.0pips (0.4pips) |
1.6pips (0.9pips) |
2.0pips | 0.9pips |
GBP/USD | 0.9pips (0.2pips) |
1.27pips (0.57pips) |
1.0pips (0.4pips) |
1.2pips (LPボーナス口座) |
1.5pips |
AUD/USD | 1.6pips (0.6pips) |
1.22pips (0.52pips) |
1.0pips (0.4pips) |
0.9pips (0.2pips) |
1.5pips |
全体的に見るとXMのトータルの手数料はTitanFXやAxioryに少し負けている感じがします。
LAND-FXやiFOREXとは、通貨ペアによって勝ったり負けたりしています。
XMのゼロ口座は他のスプレッドが狭い業者と比べると、トータルコストは少し高めです。
スプレッド自体は低いのですが、取引手数料が10ドルもするので、取引手数料によってコストが高くなっています。
手数料をとにかく安くしたい人やTitanFXやAxioryなど、低スプレッド業者を使うのが良いでしょう。
XMの手数料を低くするやり方
XMのゼロ口座の取引手数料10ドルを低くするやり方(裏ワザ)を紹介して行きます。
この方法を取れば、取引手数料を実質6ドル(4ドル引き)でトレードすることが可能です。
その方法とは「キャッシュバックサイトを使って取引する」というやり方です。
ゼロ口座 | TariTaliキャッシュバック | 実質取引コスト | |
---|---|---|---|
USDJPY(ドル円) | 1.1pips(0.1pips) | -0.4pips | 0.7pips |
EURJPY(ユーロ円) | 1.6pips(0.6pips) | -0.4pips(4ドル) | 1.2pips |
GBPJPY(ポンド円) | 2.1pips(1.1pips) | -0.4pips(4ドル) | 1.7pips |
AUDJPY(豪ドル円) | 1.8pips(0.8pips) | -0.4pips(4ドル) | 1.4pips |
EURUSD(ユーロドル) | 1.1pips(0.1pips) | -0.4pips(4ドル) | 0.7pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 1.4pips(0.4pips) | -0.4pips(4ドル) | 1.0pips |
キャッシュバックサイトは「IB業者」「リベート業者」とも言われるサイトで、いわゆる「代理店」のような役割の会社になります。
キャッシュバックサイトを経由してXMに登録することによって、1ロットの取引でゼロ口座は4ドルのキャッシュバックがあります。
すでにXMに登録済みの人でもXMの「追加口座」をキャッシュバックサイト経由にすることで、トレードごとのキャッシュバック金をもらうことが可能です。
キャッシュバックサイトの中でもTariTaliはキャッシュバック率が業界で一番良く、私もTariTaliを使ってトレードをしています。
振込み手数料もかからず、1500円貯まったら口座に振り込んでくれます。
XMの手数料まとめ
XMの手数料について紹介して来ました。
XMのゼロ口座は「取引手数料」というスプレッド以外にかかる手数料がありますが、スタンダード口座と比べて安くトレードすることができます。
他の低スプレッド業者にはトータル的な手数料は負けてしまいますが、キャッシュバックサイトを使うことによってXMのゼロ口座も安い手数料でトレード可能です。
ぜひTariTaliを使ってXMのトレードをしてみると良いでしょう。